当院では、平成13年に乳腺外科を開設し、数多くの乳腺疾患の患者様を診察させていただいております。現在は、専門医を始め、経験豊富な看護師や検査技師、放射線技師等のスタッフが、患者様との ”こころのつながり” を大切にしながら、手術や化学療法、ホルモン療法などを、標準治療に準じて進めております。
日本人女性のおよそ9人に1人(2017年日本人乳がん罹患率10.6%)がかかると言われている乳がん。早期発見・早期治療を行えば約90%の方が治ると言われており、少しでも早く発見して治療を行うことがとても重要です。当院では、乳がん検診も積極的に行っております。
乳がんに限らず、乳腺疾患にお困りの際は、是非一度ご相談ください。
診療科 | 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | ||||||
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診療科 | 要予約 | AM | PM | AM | PM | AM | PM | AM | PM | AM | PM | AM |
乳腺 | ◎ | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | ● | ● | ● | ▲ | ● |
女性のかかる ”がん” の1位は乳がんです
近年、約9万人の女性が乳がんと診断されています。
これは全ての ”がん” の中で最も多く、日本では2003年以降、女性のかかる ”がん” の1位は乳がんです。
そして近年でも約14,000人の女性が乳がんで亡くなり、大腸がん・肺がん・胃がん膵臓がんに次いで5番目に多い数字でした。
一般的に乳がんは早期に発見して治療すれば根治が望める、予後の良いがんです。
仮に乳がんになってしまったとしても、早期発見・早期治療につなげることができる乳がん検診はとても大切です。
検診メニュー | 金額 |
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マンモグラフィー 乳腺エコー | 9,900円 |
マンモグラフィー | 6,600円 |
乳腺エコー | 5,500円 |
乳がん検診には大きく分けて2つの検診があります。
当院ではいずれの検診でも乳がん検診の専門医が丁寧に診察と説明を行いますので、安心して検診を受けていただけます。
種類 | 概要 | 検査内容 |
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対策型検診 | 市町村等自治体が主体となり無料クーポンを配って行う検診 | 問診、マンモグラフィ検査 |
任意型検診 | 患者様ご自身が検査料を負担していただき、ご希望に沿う形で、検査項目を決める検診 | 問診、マンモグラフィ検査、 乳房超音波(エコー)検査 他 |
当院では正確で迅速な診断を心掛けています。マンモグラフィ検査やエコー検査、細胞診のほか、更に詳細な検査が必要な場合には、乳房MRI検査、CT検査、組織診などを同日に行うことができる体制を取っています。
① 手術療法 ②ホルモン・化学療法 ③放射線療法 を選択し、世界標準治療に準じて集学的治療を行う。
術前にMMG・乳房エコー・乳房MRI・肺肝CT検査を行う。
切除範囲は、MMG・乳房エコー以外に、乳房MRI検査所見で決定する。
リンパ節郭清は、CT検査所見及び細胞診で決定する。
術後化学療法は、リンパ節転移あるもの、がんのサブタイプを考慮して世界標準治療に準じて行う。
術前化学療法は、進行乳癌(病期III以上)、病期IIでリンパ節転移が高度のものに対し、縮小効果を狙って行う。
* ホルモン療法、* 化学療法で利用する薬剤については、主治医から作用・副作用については説明を受け、治療計画を立てる。
術後病理結果を考量し、術後治療方針を決定する。この治療に準じ通院加療を行う。
一般的に術後5年までは、3か月一回の通院となる。(術後5年までの補助療法あり)以後は1年1回の全身検査を行う。
ホルモン感受性陽性乳癌(ルミナール型)に対して行われる。
再発の方で、生命予後にかかわらない転移(骨転移・単発肺転移・肝転移・リンパ節転移など)にも行う。
現在、治験の結果を踏まえ、再発危険率の高い方へホルモン療法は10年を進めることがある。
化学療法の対象は、以下の方です。
術前術後化学療法 |
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再発の方 |
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HER2陽性の方 |
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2022年12月10日(土)にオンラインにて開催されました第14回患者様のつどいの講演動画を公開しました。
当院の古賀院長の講演の様子をご紹介します。