当院で使用している医療機器のご紹介です。
精密かつ、正確に検査できる機器を揃え、経験豊富な技師が安全に検査を実施できるように努めています。
マンモグラフィ検査、乳腺エコー検査は女性技師が担当します。
一度に広範囲を撮影できるため、他臓器への転移や新たな病巣の評価を目的に乳がん術前・術後の全身検査で行う検査です。 整形外科領域では、骨折部分が詳細に分かる画像が撮影でき、立体的な画像も作れます。 内科・外科領域では、腹痛や発熱の原因を探すために検査を行うこともあります。 肺の検査には特に有用で、肺炎の有無を確認したり、無症状の肺がんを見つけたりすることもできます。 当院では人間ドックでの検査も可能です。 撮影する範囲にもよりますが、検査時間は5分〜15分程度です。
メーカー名:キヤノンメディカルシステムズ
機種名:Alexion(TSX-034A/3N)
CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)検査は、X線を身体の周りから照射し、体内を透過したX線をコンピュータで処理することによって身体の輪切りの画像を得るため、より詳細な体内の情報を得ることができます。 造影剤を使用することで、より診断に有用な画像が得られます。
強い磁石と電波を用いて描出する検査です。X線撮影やCT検査と違ってX線を使わないので放射線による被ばくがないのが特徴です。 血管や靭帯・筋肉の検査が得意な装置で、頭痛やめまいの症状で頭の検査を行ったり、靭帯やヘルニア、骨折(いつのまにか骨折・疲労骨折など)のような整形外科領域の検査を行ったりしています。 その他には脳ドックとして頭の検査や、近隣の先生方からの依頼での検査も可能です。 当院では、精密検査として乳房の検査もしています。造影剤を用いて、良悪性の評価や乳がんの大きさや位置の確認をしていきます。 撮影する部位にもよりますが、検査時間は30分〜1時間程度です。 装置の特性上、以下に当てはまる方は検査を受けられない可能性があります。心配なことがあればご相談ください。
メーカー名:キヤノンメディカルシステムズ
機種名:EXCELART Vantage(MRT-2003)1.5T
MRI検査を安心して受けていただけるように開口部を広く取り奥行きを縮めるなど検査空間を改善し、独自の静音科技術で騒音が低減されたMRI装置です。
主に、乳がん検診で行う検査です。 エコーに比べ、乳がんのサインである「小さな石灰化(カルシウムの沈着)」や「乳腺構造の乱れ」を捉えることが得意です。 乳腺の重なりを広げるために乳房を薄くのばして撮影する必要があり”痛い”と感じる方が多い検査ですが、患者さんの様子を観ながら行いますので安心して検査をお受けください。 また、男性でも良性のしこりや乳がんを発症することがあり、必要に応じて撮影します。 検査時間は約10分です。(乳房を挟んでいる時間は各撮影数秒間)
メーカー名:富士フイルムメディカル株式会社
機種名:AMULET Inovality
マンモグラフィ(乳房X線)検査は専用のX線装置で乳房を撮影する検査で、乳がんの早期発見に最も有効な画像診断のひとつです。 2019年2月より現行の装置に更新し、稼働しています。
乳がんの治療ではリンパ節転移の有無を調べる「検査」が手術範囲を決定するうえで重要になります。
当院では術中迅速センチネルリンパ節生検を行なっています。
手術中にセンチネルリンパ節※を摘出し、がんリンパ節転移診断システム(OSNA法)を用いてがん遺伝子を測定することで、リンパ節転移の有無を判定しています。
通常、胃カメラや大腸カメラと言われる検査でバリウム等の造影剤を使用せずに行う消化管内の検査です。
胃内視鏡検査(上部消化管内視鏡検査)は、内視鏡のチューブを口または鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を観察する検査となります。
大腸内視鏡検査(下部消化管内視鏡検査)は、肛門より内視鏡のチューブを挿入し、大腸を観察する検査となります。
「歯科専用のレントゲン装置です。親知らずを抜く前や顎変形症の手術後に歯並びや顎の骨の状態を確認するために撮影します。その他にも入れ歯を作る時や、痛みの原因を調べるためにもおこなうことがあります。 検査時間は約5分です。
メーカー名:朝日レントゲン工業
機種名:Cypher E
デジタルセンサーの採用により、患者さんへのX線被ばく線量を低減し、パノラマ撮影・顎関節4分割(側面)撮影を行うことができるデジタルパノラマX線撮影専用装置です。
腕の骨を使って、骨の密度を測る機械です。 いつのまにか骨折やささいな出来事での骨折を防ぐために、骨密度を測って適切に治療をおこなうことで、年齢相応の骨密度を維持していくことが大切です。 乳がんのホルモン療法では骨密度が低下していく可能性が大きいため、定期的に測定しています。 検査時間は約1分です。
メーカー名:日立製作所
機種名:DCS-600EX
DXA(DEXA)法による骨塩量測定は、骨粗鬆症の診断や治療の経過観察に用いられています。
橈骨の遠位1/3部位で測定をおこなうため、優れた再現性で長期間の追跡測定が可能です。
胸部、腹部、椎体、骨盤、四肢など全身のレントゲン撮影を行なっています。 レントゲンといえば骨のイメージが強いですが、骨以外にも分かることがたくさんあります。 例えば、胸のレントゲンでは心臓の大きさ・肺の疾患・背骨のゆがみなどさまざまなことが分かります。症状に合わせて必要な部分の撮影を行います。 移動困難な患者さんには回診用X線装置にて、病室や手術室で撮影を行っています。
一般撮影装置
メーカー名:キヤノンメディカルシステムズ
機種名:KXO-32